新宿区立 林芙美子記念館
山口文象設計事務所
家を建てるに当たり、林芙美子自身が大工を連れ京まで民家を見学しに行ったり、材木を見に行ったりと、格別の思い入れだったとか。
1200巾の廊下や1350巾の広縁、台所やトイレにまでこだわった、人に見せる為ではない、自身が気持ちよく住めるを第一に考えた家だそうです。
当日「昔の家 (芸術新潮1950年1月号)」のコピーを頂きました。
そこには、設計者の意見を聞き教わり、青写真を幾枚も練り、建主は便利さを考え、そして心得のいい大工を探してゆくとかならず美しい家が建つとありました。
京風の数寄屋造りと民家のおおらかさをあわせもつ素敵な建物で緑に囲まれ風通しの良い、とても気持ちいいお家です。
詳しくは公式サイトで→「新宿区立 林芙美子記念館」
内部公開日に見学させていただき、写真もガンガンSNSにアップしてちょーだいって感じだったのですが、そんな時にかぎりカメラの設定ミスで残念な写真になってしまいましたが折角なのでアップします。