比較的手の込んだ修整の作例です。
撮影時に完成画像を想像できるかどうかで建築写真の修整や合成は仕上がりが変わってきます。
経験豊富なSTEP-imageでは、建物の撮影時に既に、修整手順を考えた撮り方ができます。
合成に必要な材料もしっかり撮影することで綺麗な修整が可能となります。
また、常日頃から空、芝、生垣などの素材も撮りためています。
空をとっても太陽の方向ひとつで自然に見えたり不自然に見えたりするのです。
切り抜きたい部分を丁寧に指定してゆきます
切り抜いた部分に空を合成
そのままでは不自然なので明るさ色調を合わせ馴染ませます
別カットから側面の材料をコピーします。
必要な部分だけ切り取り、パースとサイズを合わせ変形します
電柱によって隠れている部分を再現します
隠れたブロックの再現
植栽の再現
ブロックは殆ど隠れてしまうが、こういった細部が仕上がりの自然さに影響します
わずかしかない材料を変形させながらつなぎ合わせます
強引ですがフェンスの再現
材料がない部分は手描きで再現
ハイライトなど、色を足しなるべく自然な感じに再現(200%拡大)
多少強引ではあるがフェンス完成
引込ポールがドア枠を隠しているので難しい修整です
ドア枠、手摺、白線、タイル、それぞれの素材とパースを少しずつ組み合わせてます
完成写真ではわかりませんが、引込ポールの部分だけでこれだけのパーツで構成されています
ガラスのテカリ、途中まである電線、ゴミや影などを修整します
ブロック上に落ちてる電柱の影は、修整の難易度が極端に高いので、予算の関係で今回は修整しません
ひとまず完成
後ろのマンションがどうしても気になるので背景を切り抜きなおし、下の方は大木を合成しなじませました
修整部の100%表示
修整部の100%表示
手前道路が汚いので、そこも合成し完成です
修正後
修整前
STEP-imageでは更に高度な合成も対応できます。
また簡易的な合成でも通常使用であれば十分な仕上がりです。
⇒ 簡易合成はこちら